|
とうとう行ってきました! 新橋演舞場「朧の森に棲む鬼」! 新感線、初の観劇です。 2階席の一応一等席だったのですが やはり花道を見渡せるのでおもしろかったです。 端っこだったので くびが痛かったけど。 パンフレットが3000円と高値でびっくり。 ちょっと買えなかったけど、けっこう売れているのね。 カレンダー付きだから、得だったかも? 3時間半の見ごたえのある舞台は、 ディズニーシーの「ミスティックリズム」のようなオープニングで 水は出るし、精霊はでるし、歌と踊りで 煌びやかな演出に豪華さを感じてみたり。 染五郎演じるライは、思っていたとおりの やんちゃで口達者で野心たっぷりで、 はじめは可愛い小僧だったのが、 オボロの剣を手にしたところから、徐々に 「王になるためになら、手段を選ばない」残酷な男に変身していく様子が その狂気が徐々ににじみ出てきて怖くなってきた。 ライとは対照的に常におバカであり続けるキンタが 余計にかわいらしくて 周りのサダヲファンは、そんなキンタが何か言うたびするたびに 大きな笑い声を提供していて、邪魔にも思ったけど 染五郎の歌舞伎チックな動きに拍手する観客もいたりして 暖かい観客だったのかもしれない。 ライを取り巻く3人の女性、ツナとシュテンとシキブの3人も 三様の美しさ女性らしさ逞しさを出していて、 それぞれ魅力たっぷりだったけど、 シュテンの滑舌がいまいち聞き取りにくくて ツナみたいに男勝りに演じているけど もっと女らしさがあるリーダーでもよかったような気がする。 マダレ役の古田新太は、やはり 盗賊を仕切る器のある強い男でありながら 頭も切れてライが王になるべく画策していることを早くに見抜き 自分もあやかろうと策にのる、という役どころでありながら 笑わせるところを笑わせてくれる、さすがの人でした。 どうしてあんなに上手にシリアスに笑いを入れてくれるんだろう。 私もやはり阿部サダヲが観たくていった観客ではあるんだけど 素直でかわいくて面白くて、最後まで主人をばか正直に信じるという キンタの役どころが、いかにもというイメージだったので うれしさ半分、がっかり半分。 なんとなく、マダレのようなしたたかさのある人なら面白かったのに。 と、思うのは、この間「悪路」で主人公の弟分だった人が 最後に主人を裏切ったシーンを観たから、かな。 誰も彼もがライの策略にまんまとはまっていくのがつまらなくて。 まぁ、最後までライの思うがままに話が進んでいくから あのラストがあるのかもしれないけど。 最後には、どんでん返しでライは自分で自分の首を絞めていくわけだけど それがあの件がきっかけというのが・・・んーー物足りないかな。 まだまだこれから観に行く人のためにあえて書きませんが。 歌と踊りが随所にでてくるのだけど キンタの踊りは本人の言うように、異色でアイドルチックでかわいかった。 グループ魂もああいう歌うたえば面白いのに。 でも、あれだと「破壊」とはいえないなー。 「悪路」もたまたま似たような話だったから比較しちゃうけど どうして「精霊」ってのが絡められてしまうのかしら。 きっと精霊たちが操っているまやかしの話みたいなことかもしれない。 でも、精霊のせい、のようにして ほんとにそうさせているのは、人間の心に棲む鬼の心だったりするのだ。 確かに正義はどこにもない。 正義だと自分が思っているのは、自分から見た正義であって 他人にとっては悪となることもある。 私が赤だと思っているこの色は、 他人にはこの赤で見えていないかもしれないということかも。 じゃあ「ほんとう」というのは何だ。 私がいま生きているこの世界すら「ほんとう」ではないかもしれないのに。 もう一回みたいかなー。 |
| << 前記事(2006/12/29) | トップへ | 後記事(2007/01/26)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|
| << 前記事(2006/12/29) | トップへ | 後記事(2007/01/26)>> |